そこに含まれる成分を採るため市販薬を過剰に購入・使用する事で麻薬に似た効果を求める動き。不適切発言になるのだろうが、30・40代のバリバリ営業時代には、風邪をひいても咳止めや解熱剤を市販薬で採り、ガッツリ飯を喰って、消毒としてビールを飲んで直して(結果的に)した時期があった。商業主義を前面に打ち出したクリニックで点滴を打ってもらいやり過ごした事もある。内臓が悲鳴をあげたであろうが、適用成分のみ何とか吸収して回復していた?極度の眠気に襲われたり、一時的便秘になったりしたので、体が必死に緊急事態をアピールしていたのだと思う。耐えられる時期はそれでも良かったが、一定の年齢までである。高い目標や責任数字を達成するためには、体の不調は受け入れられないという事情もあった。辛い現状や、どうにもならない状況を一時的にも忘れるため、それで現状が変わるわけではないのも十分理解しているものの、無かった事にできるのであれば、安易な方向に流れるのも致し方ない、とその時は思った。一定の年齢や時期に至った時にその余波をモロに受けてボロボロになる、とも聞かれた。が、今でも元気である。特別丈夫に生んでくれた親に感謝である。ストレスから逃れるためのタバコや酒、休みたくても休めない明日のために飲む対処療法でしかない市販薬。どうしようもない現状から一時的に逃れるための禁止薬物。無くならないよな、と結論したら怒られるだろう。情報、と言うか口コミがSNSで嫌というほどまん延している昨今では、避けられない事態である。原因を根絶するのも益々難しくなっていて、犯罪の手法と同様にイタチごっこを繰り返すしか無い、としか言えない。
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