音楽は仕事?

ミュージシャン・音楽家・ギタリスト・ピアニスト…すべて職業である。それだけで飯が喰えているか否かは別だが。音楽で飯が喰えない時代、というよりも古より音楽だけで生活できている者は少ない。副業にして、もしくは音楽が副業になっている者が大半なのではないか。日曜ミュージシャンなどは趣味人として定着すらしている。副業である限り素人≒アマチュアである。●●コンクールや〇〇賞などとは縁が無いが、プロと並んでも遜色がない者も多い。生活できないからやむを得ないし、仕方ない、が力点は当然本業に於かざるを得ない。だからアマチュアの称号を甘んじて受ける。自負はあるけれど。ただプロはいつも客・聴衆を楽しませねばならない使命があり、畢竟本人のやりたい音楽と齟齬が生じたりする。本人の意思に反して、いつも同じ曲を演奏しなければならないというジレンマもあったりするかもしれない。冒険がし難いのだ。それは音楽を本業とする者として如何なものか。聴衆を無視して冒険の演奏をすれば聴衆は離れ、生活が成り立たなくなるかもしれない。結果として副業を始める事となれば、すなわちアマチュアに舞い戻り?本人の満足≠聴衆の満足、に対していわゆるビジネスは本人の満足≒顧客満足=生活の充実となる。だから音楽で生計を立て難く、職業になり難い、のか。どこかこの図式には誤謬がある哉に感じる。本人・聴衆の関係、音楽の捉え方・生活の中らおける位置づけ等々、どこかを少しずらしてやれば各所・各自が成立するのではないか。それを探すのが、誰も手を付けていない途であり、目指していく。商業音楽=〇〇坂、〇〇ーズなどのタレント・アイドルの曲はエポックメイキングではあるかもしれないが、永く残る音楽ではないし、本人達も期待していないのではないか。十分飯は喰えるだろうけど。

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