Linnemann/Sagen und Landschaften~Mermaid and the fisher

リンネマンの組曲の1曲です。2.3分の短い曲です。全曲では30分程度となるもので、その内では比較的はっきりした楽曲です。他は“癒し系”というか、日本人(自分)にはやや印象の薄いというか、技術と表現力が無ければ難しい組曲です。ピックアップして取り組みましたが、音配列や運指は中程度の難易度ながら曲にし難いのと、テンポがバッハやソルに代表されるギター曲テンポとはかなり異なるものです。国ごと、人や地域ごと文化的源泉が大きく異なるため当たり前ですが、腑に落ちないという感じです。昭和の始めに洋楽の後打ちというリズムが上陸して以来の新鮮さです。日本音楽市場でも後打ちは今や当たり前に受け入れられていますが、シンセサイザーやコンピュータ導入による“打ち込み”が浸透した事も大きいと認識します。かつては吉田拓郎などに代表される“字余り”曲も、YOASOBI Adoなどで顕著な文節・単語のぶった切り曲は10代20代には違和感なく受け入れられています。10年経たずにこの曲も受け入れられるでしょう(ギター曲自体の浸透が先決ですが…)。曲の理解のために作曲者の経歴・履歴を知るという事は必要ですが、ドイツ・フランス・イギリスなどの西洋は馴染んでいますが、北欧となると中々情報も少なく…。海洋狩猟民族、共産圏の脅威にさらされ続けている、とにかく寒い、人口が少ない小国が多いが、意外とIT化が進んでいる技術大国など位の情報しか持たない。手持ちの曲を先ず完成させよ、という声も聞こえてくるが、短い人生に沢山の曲に親しみたいという想いを持つのは当たり前だし、素人なのだから自由にさせてくれ。

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