ブエノスアイレスの冬

と、いう曲がある。春か?という感じの流れである。季節や気温は人様々で、冬に半袖で平気なひとや、暑くなってもいつまでも長袖や上着を着ているひとも居る。交感神経が鈍感化したり、体形も関係しているのだろうが。吹く風や、日差し、暑そう寒そうという他人からの視覚的違和感(見る事による反感)もあるが、基本本人の勝手だ。でも季節を音で、言葉で表現となると、ある程度の汎用性は存在する。多くの楽器の使用や、喧しい音などは夏に聴くとうるさい・暑苦しいとも感じる。寒くなればその逆もある。ゆったりとした、豊かな水量の川が流れる感じの楽曲なのだ。どう再現・表現するかは奏者次第、とは言え、作曲者の生きた世界・国に行って、その原風景を眺めて納得してからなら、より作曲者の意図を反映できるであろうとは考える。言葉でも、北欧の夏(夏があるのか否か、夏という概念があるのかも不明だが)を蒸し暑い夏を過ごす日本で表現し、それを聴いて感じ取る事も難しいのだろう。良い曲なら別にどうでも良いんだけどね。だから楽曲と日本人の季節感に代表される感性に多く訴えかける「四季/ヴィバルディ」などは、嵌ってるのだろう。個人の見解ですが。

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