ピアソラ

ブエノスアイレスの四季(冬 春 夏 秋)に挑む。冬から作曲された?のか。いずれにしても春からでは無い、らしい。曲調が捉え難い。連符はかなりの速度で弾く必要がある。とにかくテンポ、がムズい。和テンポと違い、洋テンポは基本的に後打ち。に、加えてラテン系ときたら難攻不落。ヴィラ・ロボスはまだ曲調が明快な部分が多く、記憶を辿りながら何とか“なんちゃって”レベルにはいけるが、これはドライブ感が出せないと曲にならない。上手くもないド素人が手を出してはいけない禁断の作曲家だったかも。聴いている時も、どうしてもメロディーを追ってしまうのは素人、日本人、だから?悪戦苦闘して、バッハの曲に戻って弾くとホッとする。音符だけ追いかける事はできるが・・。文化や喰っているモノが違うとこんなに違うのか。和太鼓や三味線などは、欧米人には取っ付きにくいし、ド派手な演出が無いと興味を持つ人も限定されると聞く。楽譜にはタンボーラと言うのか、ギターの胴を叩く位置の指示のほかに、見た事無い指示が出てくる。まぁやってみよう。ヴィラ・ロボスも10年近く経って漸く、“ああ、なるほど”となったので。電気楽器はけた違いに色々な事ができるし、弾きこなすのは難しいが、ピアソラの周りに電気楽器がもっと普及していたら、使っていたと思う。アンプラグド楽器は限界も多いが、その楽器にしか出せない音も多いから、やっぱりアンプラグドに戻ったのではないか。それにしてもムズい。

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