自分がやっているのは?

ギターの会に行ってきた。月一で各自曲発表と半年に一回の発表会。いわゆる本チャン。と、よくある同系の会の流れ。いろいろ見てきたが、会に由って会員のレベルが偏っていて、ほぼコンクール狙いで結構本気で練習しているアマの上澄み層、まあまあのレベルだけどコンクールは無理と判っているし、気軽に続けたい層、何か趣味らしきモノをやらなくちゃという強迫観念に追われて始めた層、など分かれている。コンクールを目指していない層は、レベルに関係なく、割と入り込み易い。承認欲求が強すぎてコンクールして眼中に無いと、他の会員との比較で競争心や対抗心が強かったりして、会内で派閥ができていたりし割と面倒。外野の立場で一貫して思うのは、「ここは三連符で6/8拍子だから、テンポが違う」「(楽譜によってはキーが上下しているのに)音が間違っている」「ここはアポヤンドの指示なのにアルアイレで弾いている」etc。楽譜の読み込みは大切だし、いわゆる流し、突っ走り(自分が良くやる)で、酷い我流や洋楽では無く和楽になってしまうのは音楽をやる者としては避けるべきだろう。だからといって楽譜のルールには忠実だけど聴いていて面白くない、すごいテクニックだけどサーカスか、という人もいる。それは“音楽”では無いと思うのだが自分だけで曲をある程度完成できれば満足という人も一定割合居るし、問題はない。ただ他人に聴かせてなんぼのもんではないか、という気もする。他人に聴かせられるレベルではないけど、好きだから続けているし、ある程度のレベルにはなってきているのでそれで充分…という気もしないではない。まぁ本音では人に聴かせたいし、聴いてもらいたいのだが…。もちろんその為には譜読み・練習は当然です、が。

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