時代を超えて残る曲

松任谷由実、かつての荒井由美。独特の声質が響いたのは事実だと思う一方で、当時は楽曲の音域の狭さは良く聞かれた。1オクターブの中の3音程度内での曲展開が多く、興味の無いひとが聞くと、曲を覚えられない、変化に乏しいなど。対して最近の楽曲はkinggnuなどは裏声(ファルセット)も入ってして、カラオケで俄かには歌えない展開楽曲が多い。前者は歌詞を聴かせる事が多いのに対して、後者はリズム展開がメインとなる傾向がある。後者には加えてテンポ展開の特殊さもある。変調も。y0asobiなども、正にそう。3/4拍子、6/8拍子など耳なじみの良い旧来の楽曲に比して、8/4拍子や13/4拍子など1小節に4拍子が入る中で、8拍子や13拍子を展開する独特の展開。当然、付点2符音符や五連符の最後に符点八部音符など、口述表記できないテンポなどが連続する曲展開となる。加えて曲中でロ短調からイ長調など、歌詞は字余り・字足らず、次の小節あたまに取っ付けるなど何でもあり。必然というか、歌詞は二義的となり、テンポ・リズム最優先となる。批判では無く、それはそれで楽しく好きだ。クラシックでも、昭和歌謡でも、ジャパンポップスでも、最近楽曲でも、耳に残り何度でも聞きたくなるのは、特色あるフレーズ;歌詞orテーマである。8音とそれぞれの半音上下と歌詞の組み合わせ、クラシックならそれぞれの担当楽器の選別と台数などバラエティーは無限大。続々と生まれる新たな感動楽曲の到来に期待したい。

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