映画が衰退産業化している

画像・映像ならどれでも同じ、観たい対象物・対象人物が入っていればOK。それならtiktok・youtubeと同じ、というのが映画好きの意見。映画やドラマは早送りする、前奏・間奏も不要という最近の風潮には何だかな、と思う部分もあるが、引き込まれる様な映画が少なくなっているのも要因かもしれない。本(多くはミステリー)を読む時も、最後を読んで犯人・結末を知ってから読み始めるという傾向も聞く。観るまでの、読み終わるまでのわくわく感を知らない世代を気の毒とも思うが、それではZ世代と益々溝が生ずるのも事実。価値観が共有できないならお互いに歩み寄るしかない、とも思う。楽曲も序奏無くいきなり歌いだすものも多い。なぜかと問えば、好きな歌詞の部分だけ聴きたい、楽器演奏は興味ない、というもの。だから楽器演奏経験人口は年々減少し、高校生なら白いギターを一度は弾いてみたい、が無くなったから。自分で弾くのは無理、面倒。ボカロやPCで加工でき、より高度な曲作りが可能で、自分で弾く労力が無駄、なのだ。

映画・音楽好きに変わりないなら接点を探したい。同じ感動を味わってもらいたい。いつの時代も世代の違いを修正したいと考える力が新たなものを生み出してきた。

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