株価が4万円突破してバブル景気が叫ばれている。バブルという通り、米国株価高騰と円安、中国景気悪化からの日本への投資資金集中が原因とされている。分析のうえでの日本市場へのマネー集中は投資であり、一か八かの投機では無いと考えたいところだが、日本の利上げと米国利下げも絡んでおり、情報のいち早い入手が利益獲得の分水嶺となるのは見えてくる。一方で、蓄えてきた技術や経験が、機が熟して花開くのは当然と言える。それが何時になるかは投機とも言えるが、確かな実績はいずれ必ず花開く投資と言えなくはないだろうか。何年も、何十年も少しずつ練習し、蓄えてきた経験と知識、技術はある日突然「あ、そういう事なのか。」と理解できて演奏レベルが格段にアップする事がある。その後はアップダウンしながら今までより急角度のレベルアップする事も多い。「このレベルではとてもとても人に聴いてもらえない。」から、「このレベルなら聴いてもらいたい。」「まだまだ完璧には遠いが、評価を冷静に受け止められそう。」という方は意外と多いのでは。ブランクがあっても、好きで続けてきた楽器に対する想いと自身の成長を誰かに評価されたい、というのが当たり前の気持ちではないか。自分自身への生涯の投資をしてきたのだから。
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